単身赴任のクソ旦那

単身赴任は離婚率が2倍に?6つの原因から見る回避策を紹介

単身赴任の離婚率は、同居している夫婦の約2倍と言われています。

統計データによると、日本の離婚率は約30%。単純計算で、単身赴任になると離婚率が60%にもなるということ。

単身赴任による離婚理由の8割は「浮気」。家族のためにと選択した単身赴任によって離婚危機となってしまうのは悲しいですよね。

この記事を読めば、単身赴任によって上がる離婚率の原因からすぐできる回避策をご紹介します。

単身赴任は離婚率が高くなる?

単身赴任をしている人は、現時点で日本全国に約40万人程度います。そのうちの7%が離婚をしており、人数にして約28,000組の夫婦が単身赴任によって離婚をしています。

冒頭でもお伝えしたとおり、離婚原因の80%以上が「浮気・不倫」。

単身赴任が離婚率を上げる理由に、離婚理由に繋がる事態が起こりやすくなるということがいえます。

単身赴任が離婚率を上げる6つの原因

単身赴任が離婚率を上げる理由

夫が遠方への転勤を命じられた場合、家族が一緒についていくという選択肢になればよいのですが、子どもの学校や親の世話など様々な事情から単身赴任をせざるを得ない家庭も多いですよね。

次より、単身赴任が離婚率を上げる原因6つをご紹介します。

コミュニケーションが減ることによるすれ違い

多くの家庭では、家族全員が揃う時間は1日の半分もないでしょう。単身赴任によって家族の時間はさらに短くなります。

普段何気なく交わす会話がなくなり、顔も合わさなくなると、家族間で互いの存在が希薄に

だんだん居心地が悪くなり、家庭内に居場所を感じることができなくなってしまうために離婚へ発展するというケースです。

パートナーに魅力を感じなくなった

単身赴任夫は食生活が乱れがち。急激に太ったり、栄養不足で激ヤセ状態になり見た目に変化が現れる人も多いです。

反対に、夫の不在中に妻自身のみならず家の中までもダラシなくなっている場合に、夫が妻を嫌いになってしまうケースもあります。

久しぶりに会ったら、パートナーに魅力を感じなくなってしまった、相手に嫌気がさしたというきっかけから離婚へ発展することもあるようです。

浮気がしやすくなる

生活が別れることで妻からの監視がなくなり、浮気をしやすい環境になります。

バレてしまえば慰謝料が発生したり、離婚の直接的な原因となるため重大な問題になりますが、離れて暮らしているということは、浮気がバレるリスクも少ない

何時に帰宅しようとも制限されることがないため、飲み会にも気軽に参加できますし、女性を部屋に連れ込むことも容易にできます。

夫にとっては一時の気の迷いだったとしても、妻に離婚を決意させる大きな一因になります。

一緒にいなくても平気なことに気付く

パートナーがいない生活に寂しさを感じるかと思えば、いないことに慣れて気楽に生活できることに気付きます。

そうなれば、パートナーの必要性を感じなくなってしまうでしょう。

相手に何をされたわけではないものの、離れている方が快適だと思うようになると、また相手と暮らす日々が「無理だ」と感じるようになってしまうのです。

>>単身赴任で使えない旦那がいないことによるワンオペ育児はストレスフリーでしかない

自立行為が裏目に出てしまう

単身赴任でパートナーがいない寂しさを解消しようと、趣味など新しいことを始める自立行為が裏目に出てしまい、離婚危機となる場合があります。

趣味が楽しくなるのは良いことですが、夫が帰宅する日も趣味を優先させてしまったり、外出先で意気投合する異性に出会い浮気に発展するというケースも少なくありません。

金銭問題

離れて暮らしていることでお金の管理がうまくいかなくなったり、パートナーが浪費をするようになったり、生活費をもらえなくなってしまったり等、単身赴任によって生じた金銭問題が離婚の原因となるケースもあります。

単身赴任で離婚をしないための回避策

単身赴任をしていても家族円満でいたい、もしくはパートナーに愛情がなくても「離婚はしたくない」と思う人がほとんど。離婚原因から、単身赴任でも離婚しないための回避策をご紹介します。

コミュニケーションを大切にする

物理的に距離が離れてしまえば、心の距離が離れてしまうのも当然。 コミュニケーション不足を解消することで夫の浮気を察知しやすくなるというメリットも

LINE電話やZOOMなど顔を見て話せるツールがオススメですが、LINEのやりとりの頻度を上げるなど、ハードルの低いところからコミュニケーションを心がけてみてはいかがでしょうか。

子どもと一緒に会いに行く

定期的に子どもと一緒に赴任先に遊びに行くことで、家族に会えない寂しさを軽減させてあげましょう。

離婚危機を回避するためには、浮気しやすさを下げる必要があります。「妻がいつ訪問してくるかわからない」という浮気の抑制に繋がれば良いですね。

>>単身赴任が子どもに与える影響は?

単身赴任先でも家族が感じられるようにする

単身赴任先でも、家族や家庭を感じられるように、家族写真や子どもからの手紙などを飾っておきましょう。

子どもの写真を送ったり、今日1日どんなことがあったかなどを伝えて、パートナーに妻や子どもの存在を常に忘れさせないようにさせましょう。浮気の防止に繋がります。

帰ってきたときに、夫を蔑ろにしない

単身赴任になるといつのまにか夫婦の仲が冷え切り、自宅には夫の居場所がなくなってしまいがち。

赴任先から帰ってきたときに夫を軽んじる行為が、夫を家庭から遠ざけて離婚率を上昇させます

手厚くもてなす必要はありませんが、夫の居場所を作ってあげる必要があります。

単身赴任中の夫の帰宅はなぜイライラする?>>

信頼関係を築く努力をする

現実問題、顔を合わせない相手と絆を深めていくことは難しい!だからこそ、信頼関係にヒビが入らない努力が必要です。

努力は苦労を伴うため、嫌気がさすのも当然。片方の努力だけでは信頼関係は築けません。

>>単身赴任の終了は夫婦終了?夫との生活はストレスでしかない

単身赴任中の夫婦のあり方を見直そう

単身赴任とは真面目に仕事をこなして家族を養うための1つの働き方です。とはいえ、単身赴任は夫婦間に大きな変化をもたらすきっかけになるため不安も大きいですよね。

お互いの心が離れないようにするには、家族の存在とその大切さが意識できるよう努力をすることと信頼関係の維持が重要です。

積み重ねの努力は、単身赴任が終わっても幸せない生活を約束してくれます。お互いの距離感にあうコミュニケーションで、夫婦のあり方を見つけていってください。

-単身赴任のクソ旦那